ボイストレーニングの大原則
ボイストレーニングとは、「呼吸、声帯、共鳴をコントロールして、それぞれのバランスを取ることで、理想とする声を出せるようトレーニングすること」であると私は考えています。
ちょっと長いので箇条書きにして3つに分けます。
- 呼吸、声帯、共鳴をコントロールして
- それぞれのバランスを取ることで
- 理想とする声を出せるようトレーニングすること
です。
もう少し詳しい内容についてはそれぞれ別個の記事としてまとめていきたいと思いますが、おおざっぱに補足していくと…
- 呼吸、声帯、共鳴をコントロールして
→声は呼吸、声帯、共鳴の3要素で作られているから、ボイストレーニングをする上では具体的にどれをどうするのか考えないとダメだよ。呼吸、声帯、共鳴の他の要素をいじくりまわしてもトレーニングにならないし、具体的に呼吸、声帯、共鳴をコントロールするには身体に関する知識と理解が必要だよ。
- それぞれのバランスを取ることで
→呼吸、声帯、共鳴は、バランスによって成り立っているよ。どれも「適量」があるから、強すぎても弱すぎてもダメだよ。「○○すればするほど正しい」とか言い出したら要注意だよ。
- 理想とする声を出せるようトレーニングすること
→声の理想のバランスは、人によっても違うし、時と場合によって全然違ってくるので、それに応じた考え方をしないとダメだよ。「こういうトレーニングをしたらだれでも絶対に理想の声になる」なんてのはあり得ないよ。その人その時に応じたベストバランスを探していこうね。
…という感じになります。